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ジョージアン ゴールドスミス達の意匠
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    ジョージアンのジュエリー

    アンティークジュエリー(antique jewellery)は、制作されてから100年以上経過した宝飾品のことで、アンティークという名称の通り、芸術的・骨董的価値を持っています。

    アンティークジュエリーは、ヨーロッパを中心に製作されたものが多く、主に貴族階級がそのステータスを誇示するための服飾品として、宝飾職人にオーダーされました。職人が高度な技術を用い、手間を掛けて製作したアンティークジュエリーは、現代でも通用するほどの高い芸術性を持っています。

    中でもジョージ王朝時代に制作された「ジョージアン」は、少ない量のゴールドでボリュームがあるように見せるための工夫が凝らされています。

    アンティーク ジョージアンのジュエリー

    アンティークジュエリーの中には、ジョージ王朝時代に制作された「ジョージアン」というカテゴリーがあり、イギリス国王ジョージ1世(1800~1837年頃)の時代を中心とした、18世紀末からヴィクトリア女王即位までの作品群を指しています。

    この時代、金やダイヤモンドなどの素材は大変貴重なものでした。それ故、少ない金でいかに華やかな作品を作ることができるかが、ゴールドスミス達に求められた課題でした。

    これらのジュエリーの代表的な技法としては、フランス語の刺繍糸を意味するカンティーユ細工や、粒金細工などがあります。

    全てが手作業であったこの時代、現在では考えられないような根気のいる作業の連続で、当時の職人達の忍耐と技術力が感じられます。

    アンティークジュエリー 忘れな草 ジョージアン ロケット

    アンティークジュエリー ジョージアン ロケット

    忘れな草ジョージアンロケット 1790年頃

    中央にトルコ石とルビーの可憐な忘れな草を配した1790年頃のゴールドロケットです。

    ロケットは両面式になっており、表面には8個の原石をテーブルカットしたダイヤモンドが飾られ、裏面にはピンクとグリーンの2ゴールドでつくられた花が飾られています。

    アンティークジュエリー ジョージアン ロケット

    透かし細工の台座には余すところなく、小さな粒金とカンティーユと呼ばれる金細工が施され、バチカン部分のトルコ石の間にまで見落としてしまう程の小さな忘れな草が施されています。

    素材のないこの時代のゴールドスミスの技術と、いかに彼らが大切に時間をかけてひとつの作品に取り組んだのかがわかる秀作です。

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