ヨーロッパアンティーク Gallery Camel

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    ルイ・アーネスト・バリアス作「科学の前にベールを脱ぐ自然」

    この像は1889年にボルドー大学に新しく設立される医学部を飾るために制作されました。
    現在はパリのオルセー美術館に、大理石でできた大きなタイプが収容されています。また、石膏のモデルはグルノーブル美術館で保管されています。
    像は非常に人気があり、当時様々なタイプのものが作られました。
    自然を表す若い女性は、ゆっくりとしたジェスチャーで包まれたベールを持ち上げます。
    科学者のロレーヌ・ダストンと歴史家のピーター・ガリソンによれば、この彫刻は、「イシスのベール」の古代詩をモチーフにしているといわれています。
    イシスとは古代エジプトの女神です。エジプトの都市にあるイシスの像がベールを被った状態であるため、17世紀後半から、科学と哲学の寓意的表現として様々な作家がイシスを用いました。
    彼らはイシスのベールを自然の神秘の象徴とし、その真理を明らかにするという意味で、ベールを持ち上げた女性を像やイラストに残しました。
    科学革命や近代哲学の勃興とも連動した啓蒙主義の流行によって、ベールを脱ぐ女性のモチーフは19世紀初頭まで多くの小説や絵画に使用されました。

    ルイ・アーネスト・バリアス作「モーツァルト」

    こちらはバリアスが幼少期のモーツァルトを題材に作成した作品です。
    バリアスの代表的な作品の一つで、同じモデルは1930年から2006年までパリの国立音楽院に寄託され、現在はオルセー美術館に収蔵されています。
    しかしオルセー美術館に収蔵されているものは、こちら像の2.5倍程度の大きさがありますが、弓の部分が壊れて残っていません。弊社所蔵のモーツァルトは、ほぼ完ぺきな保存状態を保っています。
    子供の頃、モーツァルトが音楽に対して抱いていた純粋な気持ちが、バイオリンを見る視線に表れている心温まる作品です。

    ルイ・アーネスト・バリアス作 「カメと子供」

    Louis Ernest Barrias (1841 – 1905)はパリで生まれました。父は磁器画家、彼の兄は有名な画家です。1858年にはパリにあるエコールド・ボザールに入るのを許可され、1865年にはローマのフランスアカデミーで勉強し、ローマ賞を獲得しました。フランスアカデミーとは、新古典主義とロマン主義とを統合しようと試みた美術様式の一つで、ヨーロッパ全体に大きな影響を与えました。